ゆき整骨院 | 奈良市青山の整骨院

院内設備

ASTEO(アステオ)

SSP複合治療器アステオ SSP複合治療器アステオは、炎症を緩和し、疼痛を和らげ、機能を回復させ、日常生活動作(ADL)の訓練までをサポートする電気刺激治療器です。急性期から慢性期までの幅広い状況で使用でき、患者の治療を行うことが可能です。

●SSP療法単独の治療
圧痛点や遠隔点を同時に刺激できるデュアル通電を使用します。圧痛点では即効性のある高頻度帯を、遠隔点では持続効果のある低頻度帯を使うことが特徴です。

●SSP+HV(高電圧電気刺激療法)の治療
圧痛点にはSSP療法を用いて鎮痛作用を促進し、痛みによって硬くなった筋肉や腱にはHVで電気刺激を行い、血行を促進します。

●SSP療法+MC(微弱電流療法)の治療
急性期の損傷部位では、疼痛を和らげ、創傷治癒を促す効果が期待されるMCを使用し、さらに、遠隔部位にSSP療法を適用して全身の疼痛を緩和します。

●HV+MF(中周波電気刺激療法)の治療
筋緊張を緩和するためには、MFモードを使って血行を促進し、同時にHVを使って深部に集中した電気刺激を行います。これにより、効果的に疼痛を和らげることができます。

LIPUS(ライプス)

LIPUS(ライプス) LIPUS(ライプス)は、低出力パルス超音波療法(Low intensity pulsed ultrasound)の略称です。これは、骨折治癒を促進させることができる、これまでにない最新の治療法です。

この治療法は、サッカーのプレミアリーグや野球のメジャーリーグのトップ選手たちが治療に使用したことでも大きな注目を集めました。LIPUSは、骨折部位に微弱な超音波を断続的に照射することで(1万分の2秒照射して1万分の8秒休止する照射サイクル)、骨折部に人工的な刺激を与えて骨形成や修復を促進する画期的な治療法です。

●骨折の骨癒合期間の短縮
従来の骨折治療では、骨折した部位を整復・固定した後、骨が自然に癒合するのを待つ方法が一般的であり、積極的な骨癒合促進法は存在しませんでした。しかし、骨折部にLIPUSによる超音波を照射することで、骨の形成が促進されることが分かってきました。特に、難治性骨折と呼ばれる一定期間経過しても骨が癒合しない骨折に対しても有効性が確認されています。近年、骨折直後の新鮮な骨折に対しても、1日20分の照射を毎日行うことで骨癒合期間が約40%短縮されることが臨床的に証明され、整形外科や総合病院でも採用されています。

当院では、野球をする子どもに多い内側上顆裂離骨折や離断性骨軟骨炎、バスケットボールやバレーボールによる手指裂離骨折、足関節捻挫時の腓骨遠位端裂離骨折、転倒時の手首コーレス骨折など、さまざまな症例でLIPUSを活用しています。

LIPUSは、これらの状況において骨の治癒を助けるだけでなく、患者の回復を早め、再発のリスクを減らすのに役立ちます。そのため、スポーツ障害や怪我の治療において、画期的な治療法として注目されています。